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阿波市 眼科 コンタクトレンズ 白内障 緑内障 松本眼科

松本眼科

診療時間
平日 9:00〜12:00 14:00〜17:30

電話0883-35-7128

緑内障

緑内障について


緑内障(眼圧で押されて視神経の中央が大きく白く凹んでいる)

緑内障は、見る神経(網膜から視神経)の病気です。きれいに見えるための条件2「映像がスクリーンにきれいに映る」の一部と、3「スクリーンの映像を視神経が脳に伝える」が障害された状態です。

目の中(眼球内)には房水という水が入っていて、房水は毎日決まった量だけ作られています。そして、作られた分と同量の房水が、毎日、排水口から眼外へ排出されています。

この排水口が詰まると、眼内の房水の量が、その人にとっての理想の状態より増えます。ボールに空気がいっぱい入るといつもより硬いボールになる感じです。

その人の理想より、目がパンパンになる(眼圧が上がる)と、見る神経(網膜や視神経)が押されて白く凹み、徐々に弱りはじめます。網膜や視神経が弱ると、視界は徐々に狭くなっていきます。

神経は一度傷むと、元の状態には戻れません。だから緑内障は、早期発見・早期治療がとても重要な病気です。

緑内障の主症状

  • ほとんどの場合は無症状で、末期に至るまで自覚症状がありません(中高年の約3.5%が緑内障を持っています)。
  • 視野障害がかなり進行すると、常に筒の中をのぞきながら生活しているように(視界が狭く)なり、危険を察知しにくく、けがをしやすくなります。
  • かなり狭い範囲ですが中心のみの視力は末期まで保たれることが多いので、ピンポイントに合わせるとどうにか字が読めることもあります。

緑内障の治療

白内障とは異なり、緑内障は手術をしても完治はしません。進行を止める、すなわち現状の視界の広さ、中心部の視力を維持することが治療目標となります。

もちろん、治療をしないで放置しておくと病状は進行(視界は狭くなり、最終的には中心部の視力も低下)します。だから、定期的に眼圧を測定して、今の眼圧が神経に負担をかけていないか、眼底検査をして視神経が元気か、OCTをして神経が薄くなっていないか、視野検査をして神経が働いているかを確認することが大切です。それが早期発見・早期治療につながります。

治療法は、薬物療法と手術です。
まず、点眼で目標眼圧が保たれ、視神経が保たれ、視界の広さ、視力が保たれれば、成功です。
点眼だけで目標眼圧が維持できない場合は内服や点滴、手術を追加します。

  • OCT
    OCT(網膜や視神経の状態を立体的に評価できる機器)
  • ハンフリー視野計
    ハンフリー視野計(視界の中心部を細かく評価する。初期の変化を敏感に検出)
  • ゴールドマン視野計
    ゴールドマン視野計(周辺部をふくめ視界全体の変化をみる)

最新の手術方法

当院では、最新の手術方法として「緑内障治療用インプラント挿入術」「水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術」を行っております。

(1)「緑内障治療用インプラント挿入術」

 従来の手術方法では、白目に穴を開け房水の新たな排出路を作る濾過手術が広く行われています。
当院では、手術で穴を開ける代わりに排水管の役割を果たす「インプラント」を挿入する手術を行っております。インプラントを挿入することにより、一定量の房水を長期的に安定して排出することで眼圧を下げる効果が期待できます。
穴を開けないため、過剰に房水が排出されるリスクも少なく、出血も抑えられるため、従来の手術と同等の効果を、より安全に得ることができる手術方法です。


  • インプラントの大きさ・形状

  • インプラントは、眼球壁(強膜)の小窓から挿入し、先端を眼内に固定

  • 緑内障インプラント挿入術後(インプラントの先端は眼内に挿入されている)

(2)「水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術」

 また、最近では緑内障手術の新しい治療法として極低侵襲緑内障手術(MIGS)が注目されており、当院でもiStent®という器具を用いた手術を行っております。
iStent®は、チタン合金でできた非常に小さなステントであり、体の中に埋め込む医療器具の中では世界で一番小さい器具であるため、手術時の切開創が小さく縫合もほとんど行われません。そのため、手術時間も短く、手術による体(眼)への負担が少ない手術となっております。
シュレム管へ直接挿入することにより、房水の排出を促し眼圧を下げる事が期待できます。
iStent®を使用する場合、必ず白内障手術を同時に受ける必要があるため、白内障手術を受ける際の緑内障点眼薬の減薬をご希望される方が適応となります。


  • (クリックでイメージを拡大)

    iStent®の大きさ・形状

  • iStent®挿入後のイメージ図
    銀色の筒状のもの:iStent®
    青色の網目状のところ:シュレム管(排水管)の入り口
    白色のところ:肉眼で見える眼球の白いところ 結膜と強膜
    赤色のひも状のもの:静脈(目の中の房水が流れて心臓へ戻って行く通路)

  • iStent®挿入術後
    隅角鏡で見ると銀色の筒状のStent®が前房内に挿入されている様子がよくわかる
  • 緑内障手術の詳細ついては緑内障手術をご覧ください。
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